1人IT社長が地方の学生をリモートインターンで雇った話 第2話〜苦労編〜
こんにちは。CEOの打田です。
前回の続きで、リモートワークでインターン生を雇ってみたシリーズ・第2弾「苦労したこと編」です。
この記事では、リモートワークで、インターン生に限らず、人を雇った時に苦労するポイントがわかりますので、ぜひ参考にしてみてください。
苦労していること
非常に苦労していることとして
- コミュニケーション
- モチベーション維持
この2つに、特に苦労しています。
そのお話の前に、今インターン生にお願いしている仕事を、簡単に紹介していきますね。
インターン生にお願いしている仕事
この3つの業務を、インターン生にお願いしています。
- 初心者向けコンテンツの開発
- 自社サービスチャットボットの開発
- クライアントからの受託開発
初心者向けコンテンツの開発
まず1つめの仕事は、初心者向けコンテンツの開発です。
こういった初心者向けのプログラミング学習コンテンツというのを、開発してもらっています。
自社サービスチャットボットの開発
2つめの仕事は、チャットボットの開発です。
自社サービスでも今、チャットボットを開発をしていまして、そちらのデータの解析や、APIの開発をやってもらっています。
クライアントからの受託開発
3つめの仕事は、うちは受託開発でもアプリを開発しているので、クライアントからの受託開発業務の一部をやってもらっています。
地方インターン生の半年間の成果は?
インターン生を雇ってだいたい半年くらいになりますが、その中で出た成果は、主に2つです。
受託開発を無事納品
受託開発を手伝ってくれたことによって、うち(弊社)で開発したアプリを納品することができました。
こちらはほぼ僕がやっていたのですが、その一部をインターン生がやってくれていて、かなり会社の利益に貢献してくれた結果となっています。
チャットボットのフロントエンド開発
そして2つめはチャットボットの開発で、react.jsの資産が少しずつできてきました。
こちらはフロントにいま「React.js」を使っていって、バックエンドには、PHPの「Laravel」で開発を行っています。
こちらも、ほとんど僕が手を下さずに、インターンの学生たちが全部書いてくれています。
まだ開発が全て完了しているわけではないのですが、React.js、そしてPHPのAPIの資産が少しずつできてきて、だんだん開発しやすくなってきたところです。
地方の学生を雇って苦労したこと
では本題の、学生を雇って苦労した話題に入ります。
まず1つめは、コミュニケーション面ですね。
リモートワークのコミュニケーション
質問が難しい
やはり完全初心者の学生を雇っているので、質問するのは難しいというように聞いています。
特に、プログラミング少しやったことある人ならわかると思いますが、プログラミングに関する質問をする自体、スキルが必要となります。
スキルがないと、
- どんな風に書いたら、質問者に伝わるのか分からなかったり
- そもそも何を質問していいか、わからない
という状況があります。
実は、質問するのも結構スキルがいるんですね > <
そして特に、文面だけのコミュニケーションになってしまうので、そのあたりの質問が一番難しいです。
仕事の全体感がつかみにくい
そしてもう一つは、全体像がつかみにくいところを感じています。
特に初心者の頃は、業務を細かく切り出して
- 本当にパーツ単位のcssだったり
- javascriptだったり
これらをタスクとして渡しているので、その中で全体感がつかみづらくなります。
いま自分が
- どんなアプリの
- どの部分を作っているのか
ということが、なかなか捉えにくいようです。
モチベーションの維持に、結構このことが関わったりするので、試行錯誤しながら改善していっています。
モチベーションの維持
すぐに成果が出ない
モチベーションの話が出たので、2つめのモチベーションの維持についてお話します。
リモートで離れていて、最初の1ヶ月などは新鮮さもあって、モチベーションが特に高かったのですが・・・。
やはり私たちは人間なので、どうしてもモチベーションが下がってきます。
そうなってしまうと、どうしても
- 仕事が進まなくなってくる
- コードの中身の質
特に初心者の頃は、すぐに成果が出てこないこともあって、だんだんモチベーションが下がりがち・・・。
完全マイペースでできてしまう
モチベーションの2つめ、完全にリモートで、厳密な管理していない元での仕事です。
完全マイペースで仕事ができてしまうが故に起こる、モチベーション維持・継続の問題もありました。
目的意識が完全明確ではない
モチベーションの3つ目ですが、目的意識が完全明確でない。
僕自身は目標が明確でないとモチベーションの維持にも関わってきてしまう、という感覚を持っています。
特に、インターン生が来てくれる理由として、
- いいエンジニアになりたい
- コードがスラスラ書けるようになりたい
このような目標を掲げて来てくれる人が多いんですけど、やはりもう一つ踏み込みが足りなくて
- すらすらコードを書けるエンジニアになれたとしたら
- その先どうなるかいう点が、明確になっていない
そのためモチベーションも維持しにくいのでは・・・と感じることが多々あります。
目的意識については、リモートに限らない問題かと思いますので、別の動画で詳しくお話できればと考えていますので、お楽しみに。
次回は改善のために工夫している事をお話します
まとめです。
地方の学生をインターンで、リモートエンジニアとして、インターン雇用をした時に苦労した点というところは、
- コミュニケーション
- モチベーション維持ができにくい
現状、なかなか苦労しています。
次回の記事では、これから改善していきたいこと、今やって改善している案を、いろいろ書ければと思います。次回も楽しみしてください。
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